↑ご愛用いただいている「17020 完全制電 ニューマジックカットクロス 配色 ビッグタイプ 」。写真は7周年を記念してご依頼いただいたもの。クロスにはヒト文字のイラストで表した「7」を刺繍。逆文字で刺繍することで、鏡に映った姿は正しい7に。
周年ごとにカットクロスを刺繍入りで新調してくださる「紬」さん。和田善幸さんとyukoさんご夫妻のサロンです。元になるイラストのクリエイティブが楽しくて、素敵で。イラストから伝わってくる世界観を糸の風合いと立体感で、どう表現するか。弊社にとっても楽しみにさせていただいているご依頼です。
個人サロンの自由度を活かして、こだわりを大切に
「スズショウ・アンナさんの刺繍、我々も毎年仕上がりが楽しみでなりません。しかも、今日はわざわざ「流山おおたかの森」まで。自分の店を持つことは夢でしたが、現実味が増したのは子どもが生まれてから。少し郊外に引っ越して、通勤に時間をとらない環境で、仕事と子育てを両立させようというのがきっかけでした。それまではふたりとも都内のサロンにおりました」(善幸さん)
「ゼロスタートでやるなら、新しい街のほうがいいのではないか」という共通認識のもと、いろいろリサーチしていたら流山市のおおたかの森が出てきた感じです。路面店で住まいも同じ建物内に借りられたことが決め手になりました。居抜き物件ではなかったので、内装も什器選びもすべて1から自分たちでやりました」(yukoさん)
↑つくばエクスプレス線「流山おおたかの森」駅から徒歩5分。子育て世代の人口注入が増えていることもあり、キッズスペースを併設。お子様とご一緒歓迎のサロンです。
↑サロン内は配管の都合上、通常は一段高くなるシャンプースペースも含めて全面バリアフリー。ベビーカーも車椅子もスイスイ。フルフラットで行うスパメニューも定評です。
「お客様には髪の質感を生かした、ダメージレスの自分らしいスタイルをご提供できるよう努めています。お客様の大切な髪とスタイルをお預かりする身。商材を厳選し、コストもしっかりかけるのも紬のポリシーです。クロスに関しては、妻のすすめで、オープン当初からスズショウさんの髪の毛がつきにくいカットクロスを使っています」(善幸さん)
「以前、勤めていたサロンでスズショウさんのクロスを使っていました。お客様の肌に直接触れるタオルやクロスは、より慎重に選ぶべきアイテム。スズショウさんのクロスは品質が良く、紬でもこれは絶対という思いがありました」(yukoさん)
お客様にもファン多し! のサロンロゴが生まれるまで
「誰のことも知らない街で始める、自分たちのサロン。サロンの名前は漢字1文字で覚えやすいものにという思いがありました。縦糸を自分たちとしたら、横糸を通してくださるお客様とともに、紬のように丈夫で長持ちするサロンにしていきたいという思いから、紬に着地した感じです」(善幸さん)
「個人的には紬(つむぎ)という響きも好きなのですが、いざオープンしたらロゴも評判が良くて。お配りしたロゴのステッカーを携帯ケースに挟んでくださっているお客様もいるくらい。福岡を拠点に活躍しているイラストレーターのoshowさんという方にお願いしたのですが、小さな個人サロンのロゴデザインを快く引き受けてくださったoshowさんには感謝しかありません」(yukoさん)
「oshowさんを知ったのは、福岡に住んでいる姉が『福岡にロゴがとっても可愛いお店があるからインスタで見てみたら』と教えてくれたのがきっかけでした。そこはお菓子屋さんで、業種は違えどドンピシャのロゴで。もうoshowさんしか考えられなくて福岡に飛び、美容室ってわかるイラストで、えっ、でも何ここ?って思ってもらえるようなのお願いしますと」(yukoさん)
「そんな無茶振りのオーダーにoshowさんは、おかしみと可愛さmixで最高のロゴをデザインしてくれました。それがこれ(笑)。サインポール柄のスカートをはいて、右手にハサミ、左手にコームを持ったtsumugiちゃんです」(善幸さん)
↑tsumugiちゃんを挟んで左が和田善幸さん、右がyukoさん。 ↑7周年記念のステッカー。
周年の新調を機に、クロスに刺繍を。おかげさまでNo.7まで
「最初の1年は、店の看板と同じ、サインポール柄のスカートをはいたtsumugiちゃんをクロスに刺繍しました。1周年から毎年oshowさんにお願いして、ヒト文字のtsumugiちゃんをデザインしてもらい、スズショウさんに刺繍をお願いしている次第です」(善幸さん)
↑サロンの周年を全身で表現するtsumugiちゃん。視覚効果抜群で、ふっと肩の力が抜けるデザインは、お客様のリラックスにも一役。
「予想を遥かに超えるoshowさんのデザイン。今年はこう来るんじゃない?と思っても、うわぁこう来たかになる。ただ共通していることがあって、横顔なこと。大もとのロゴを大事にしたいから、正面は見せないのだそうです。あくまでも横顔のtsumugiちゃんで、崩しすぎたくないと。ロゴの意味がなくなるからと」(yukoさん)
「嬉しいですよね、そこまで考えてくれて。加えてスズショウさんの仕事がまた丁寧で。私たちからはイラストをお渡しするだけで、もう全幅の信頼を寄せています。クロスのシャンパンベージュの色と刺繍の黒糸の相性がまた良くて。周年が近づいて、新しいデザインに変わることをお客様も心待ちにしてくれています。もともと丁寧な縫製で通気性に優れ、安っぽさのないクロスですけれど、刺繍によって高級感も一層高まります。もううちにはなくてはならないクロスと刺繍です。紬はこの周年クロスと、そしてお客様と共に歴史を紡いでいきたいと思っています。末長くよろしくお願いします」(善幸さん)
↑周年で刺繍のデザインが変わる「紬」さんのカットクロス。「10周年が楽しみです。ひとりで10は難しい。tsumugiちゃんに妹でもできて、0を手伝ってもらうとか?」と善幸さん。
紬 (tsumugi)
千葉県流山市おおたかの森西1-7-5パークメゾンおおたかの森1F
TEL.047-197-7443
(2024年10月 取材・文/野村始子、撮影/廣江雅美)
(スズショウ・アンナより)
紬さんに伺って、私たちもますますこのロゴのファンになりました。次の8周年の「8」という数字をoshowさんはどのようにデザインなさるのでしょうか。お客様から受け取ったデザインデータは、コンピューターミシン用の刺繍データを起こし、そのデータに基づいて刺繍します。カラーバリエーションは32色。1枚からオーダー可能です。ご相談ください。
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