新型コロナウイルス感染症拡大によって、サロンも厳しい状況が続いています。対策やお客さまの変化について、昨年社長に就任した川島修身さんにお話をうかがいました。
 
「美容室はもともと衛生管理をしっかりと行っていましたが、未知のウイルスに対してどう対応すればいいのかは考えましたね。1カ月の休業期間中に、パーテーションを手作りしたり、除菌等のオペレーションをどのように行っていくかを話し合ったりしました。

お客さまが身につけるクロスの消毒や除菌も徹底できるように、急遽、大量にクロスを仕入れましたね。これまでもクロスは使用後に汚れをふき取って、除菌スプレーをかけていましたが、より強化するために消毒・除菌したものを袋詰めするようにしました。

洗って乾かし、消毒をしてから袋詰めにする作業を営業中に行うのは大変なので、できる限り来店するお客さま分を事前に用意しておこうと思うと、今までのクロスの枚数では足りなくて。全店舗分なので、かなりの量を注文しましたが、すぐに対応していただけて助かりました。

クロス以外にもイス等、お客さまが触れる場所、物に関しては常に気をつけて消毒や除菌を行っています。コロナ前から行っていることですが、より意識するようになりましたね」

↑2021年4月に代表取締役社長に就任した川島修身氏。週末はサロンに立ち、プレイヤーとしてもまだまだ現役。


新しい生活様式になってもうすぐ2年。お客さまに変化はあるのでしょうか。
 
 「最初のころは、いつサロンに行けるかわからないのでメンテナンスしやすい髪型を求められる方が多かった印象です。前髪をいつもより短くカットされたり、白髪を隠すのではなく生かすカラーにしたり。

しばらくして、コロナとつき合っていかなくてはいけない、日常の一部になりはじめてくると、リラクセーションを求める方が増えてきました。遊びに行かれない分、非日常を感じられるのがサロンでの時間という方もいらっしゃって、施術だけでなくスタッフとの会話が楽しみとおっしゃってくれるのが嬉しかったですね。

感染者数が激減してからは、1年半ぶりに来店される方も増えてきました。銀座という場所柄、これまで行きたくても行かれなかったという方も、遠方からいらしてくれて。PEEK-A-BOOでなければと通ってくださるのは、本当に嬉しいことです」

 
 
コロナ禍の厳しい状況のなか、社長に就任。これまでと心境の変化はありましたか? また、今後の展望を教えてください。
 
「当然ながら責任感は強くなりましたし、何かを決断するときに、それはお客さまのためになるだろうかとより意識的に考えるようになりました。

一方で、コロナ禍ということもあり、新しいことにチャレンジしやすい環境にあると感じています。例えば、講習会が対面でできないので、動画配信をはじめました。

今はSNSでの個人ブランディングや集客が盛んに行われていますが、PEEK-A-BOOでは、サロンとしてお客さまに何ができるか、学生や同業者に何ができるかを考えながらSNSを活用できたらと思っています。コロナによって改めて美容師の価値を見直すこともできました。

僕らは技術を提供するだけでなく、髪を整えることでお客さまに喜び、感動を届けることができる仕事です。美容師としての根幹を忘れることなく、地道に積み上げていくことが大切だと再認識できました。

どうすればお客さまに喜んでいただけるか、感動を届けられるかを常に考え、自分たちを磨き続ける。これが僕ら美容師のできることであり、45年続いてきたPEEK-A-BOOとしてできることだと先輩方から教わってきました。この思いを後輩たちにつなげていくことも、僕の使命だと考えています」
 
(インタビュー2021年11月 代表取締役社長 川島修身氏)

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