50年の歴史の中で培われた独自の教育カリキュラムを採用し、技術と人間性の両面からスタイリストをサポートする「モリオフロムロンドン」。今回は大宮店でトップスタイリストとして活躍しながら、教育部長として全店の後進の育成に務めるS氏にお話をうかがいました。
「モリオフロムロンドンのモリオは、カットコンテストの世界大会で優勝経験を持ち、50年に渡って美容業界を牽引してきた代表の河元盛雄の名前です。現在サロンは、ロンドンを含めて16カ所。“人間性50%、技術50%で100%の美容師”という共通理念のもと、各地でスタイリストが自信を持って活躍しています。

その自信のベースになっているのは、技術はもちろん人間性も養えるように考えられた独自の教育カリキュラム。美容学校で学ぶことと、サロンで働くことには大きな違いがあります。その違いをしっかり埋めて、社会性を持ってデビューさせるのがモリオの教育方針です。ラクなカリキュラムではありませんが、実現できているのが平均3年でスタイリストになれること。一般的に4年と言われるなか、2年でデビューするスタッフもいます。アシスタント期間が長すぎると気持ちが萎えてしまいがちですが、夢をかなえられるよう導くのも教育部の役目。“先輩のスキルを見て盗め”の時代ではありませんよね」
スタイリストは私服、アシスタントはスズショウ・アンナのシャツとエプロン。クロスもカット用、カラー用ロゴ入りで。
「服装に関しては、スタイリストは本人のセンスと常識に任せ、アシスタントはアンナさんの白シャツに黒エプロンで統一しています。どんな服にも合わせやすい黒だからか、ポケットが便利だからか、薄手のツイル素材でもたつかないからか、スタイリストになっても私服にエプロンをつけているスタッフもいます。シワもつきにくいですよね。アンナさんの商品は使うほど良さがわかりますね。

たとえばカットクロス。首まわりのマジックテープの厚みにも配慮がある。とくにボブやショートの場合、美しいカットラインを生むには、首まわりの段差はタブーですから。あぁ、わかってくれている!って思いますね。あと耐久性。毎日洗濯してもへたれません。ついてしまったカラー剤もすっきり。繰り返し使うものほど、お客さまに不快があってはなりませんから、とても助かっている部分です。ただし、うちはシャンプーの時はクロスを使わないんです」
シャンプーは大切なリラックスタイム。だからクロスは使わない。
「シャンプーはクロスを使わなくてもできるものなんですよ。ノンクロスのほうがむしろ丁寧になるというか、技術が上がります。それにクロスがないほうがお客さまも俄然リラックスできる。ニオイの心配もありませんし。サロンは髪を切って染めるだけの場所ではありません。臭覚、視覚、触覚、味覚、聴覚、五感で感じるマイナス要素は極力排除。コロナ禍ではなおさらです。ひざ掛けやフェイスブラシの使用は中止しました。ドリンクもペットボトルに変更です」
激戦区大宮で、総合的No.1。好かれる美容室を目指したい。
「2020年はコロナで1ヶ月近くサロンをクローズしました。先行きは不透明ですが、今はたくさんの方からご予約をいただいています。ありがたいです。と同時に、大宮で一番のサロンになりたい思いがぐっと増しました。人から求められる職業であることを誇りに、自分も高みを目指したいですし、後輩たちの教育に力を入れながら人に好かれる美容室を作って行きたいと思います」
(取材 2020年11月 大宮店トップスタイリスト兼教育部長S氏)
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