“世界最高のおもてなし百貨店”をテーマに、リモデルを進めてきた三越日本橋本店。2020年3月、工事が終わり新館8階に完成した「Silk house」は美容室、理容室、ネイルサロン、ブライダルサロンを備えた美の複合空間です。その筆頭に立つのがE氏。大勢のスタッフをまとめ、幅広い世代のお客様に心を配るブランドマネージャーです。
「以前はそれぞれバラバラのフロアにあったのですが、今回のリモデルによって1フロアに集まることができました。延べ床面積も倍近い広さになりました。広くなったら席数を増やすのが一般的ですが、ユニバーサルデザインを取り入れ、あえて席数は増やさず、着付けやブライダルのための空間も広さを確保しました。

すべてはお客様により快適な環境をご提供したいという思いからでしたが、結果としてコロナ対策にもつながりました。衛生管理に関してもうちはカミソリを扱うバーバーがありますから、基準に則って徹底して行ってきました。もちろんバーバーだけ入念にということではなく。本来はそういうことはお客様にお伝えするまでもないことなのですが、今は講じている対策はパネルにして目に見えるようにもしています」
↑誰もが心地よく利用できることに配慮した「ユニバーサルデザイン」を取り入れたサロン内。
  ↑使用するアイテムもひとりひとりに合ったものを。写真はオリジナルブランド「KINU」。
 

“シルクハウスであり三越のサロンでもあることを忘れずに。
「先にコロナ禍でのお話をしてしまいましたが、最高の技術とおもてなしで、安心・信頼できるサロンであり続けることが私たちのミッションです。しかも、老舗百貨店のブランドも背負っています。当然、スタッフのユニフォームも大切なマナーのひとつですから、見極めて選んでいます。いちばん意識しているのは “きちんと感” ですね。アンナさんとのお付き合いは15年くらいになりますが、痒いところに手が届くというか。デザインと機能性のバランスがとても良いと思います」
“お客様もスタッフも身につけるものは少しのストレスもないものを。
「例えば理容師が着ているジッパーシャツ。お客様の髪を短く切り揃える時、理容師は目の細かいコームで毛をすくいながら、薄目のハサミで1mm、2mm単位で少しずつカットしていきます。その毛がシャツの内側に入れば当然、チクチクチクチク。トゲのように肌にささることもあって、ボタンホールから容赦なく入ってくるのが常なのですが、ジッパーシャツは『それがない』ってみんな言いますね。そのシャツに正統派のオールディーズベストをコーディネイトすることで、バーバーらしい雰囲気もアップ。年配のお客様からも好評です。

もちろんお客様の首にもカットした毛が入らないように細心の注意を払います。基本、シェービングクロス、タオル、カットクロスの3枚重ね。重ねてもすっきり。もたつかないから重ねられるのですが、襟が高い分首に入り込みやすいワイシャツ姿のお客様への課題も解決できています」
↑ヘリンボーン張りの床が高級感を醸す理容スペース。パーテーションも家具としてあらかじめコーディネイトされていたもの。エントランスにはバーバーの象徴である世界共通のマーク「サインポール」が。「レディスシェービングもぜひ。女性専用の個室を用意しています」とE氏。

 
“恵まれた環境を生かし、チーム一丸となってアップデートを楽しみたい。
「リフレッシュオープンから早9ヶ月、コロナ禍での静かなスタートにはなりましたが、コロナによってチームワークはより強まった気がします。それも18歳から75歳までの、若手とベテランのミックスチームです。こんなに年齢幅のあるサロンはそうそうないと思うのですが、正統派のユニフォームは世代を超えて着こなせるのも魅力です。

うちは女性スタッフもシャツとパンツです。そしてみんなで気持ちはひとつ。お客様の美しさを引き出し、より一層人生を楽しんでほしいという、みんなが同じ想いでサロンに立っています。そのためには自分たちのアップデートも必須です。技術もサービスもすべてにおいて高みを目指し、百貨店との共存を実現させていきたいと思います」
(取材 2020年12月 ブランドマネージャー E氏)

トータルビューティサロン Silk house 三越日本橋本店

日常からウエディングや七五三などのハレの日まで全力でサポート。豊富なメニューにも定評があり、家族二代、三代で通うお客様も。
東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越本店新館8F 
TEL.03-3274-8605
 
  • 和の国エブリィ
  • ランキング ユニフォーム2021
  • 「クロス」売り上げランキング 2020年〜2021年
お問い合わせ
FAXご注文シート